キエルキン キエルキンショップ静岡

2017/01/18 15:08

先日お客様からのご質問の中で疑問を持たれている方が多いのではないかと思い、キエルキンブログにその情報を共有できたらと思い紹介致します。

キエルキンの濃度はなぜ200ppmなのか?

キエルキンはスプレーボトル使用する場合には希釈せずに使用して頂いております。それは3つ理由があります。

1、次亜塩素酸水溶液を水道水で希釈することで濃度の低下が速くなるため

この理由は、水道水や井戸水に含まれているミネラル(鉄分、カルシウム、マグネシウム等)に対しても次亜塩素酸が攻撃(菌やウイルスにある電子を奪って除菌する仕組みと同じラジカル反応)してしまうため、次亜塩素酸の力が弱くなっていきます。

※井戸水のほうがミネラルが多く含まれています。どうしても希釈を希望の方は(お客様の老健施設の一部で事例があります。)

希釈して1週間前後で使い切れる量をスプレーに入れてご使用頂いております。但し、※注意:濃度希釈は100ppm以下にはしないでください。

また、噴霧器に入れて使用される場合には希釈しても1週間以内に希釈溶液を使いきれるので問題ありません。キエルキンの専用噴霧器では1:2~3の割合で使用頂いております。 

2、濃度が低い場合次亜塩素酸水溶液の反応スピードが遅くなるため

厚生労働省の行った試験『次亜塩素酸水の成分規格改正に関する部会報告書』

での次亜塩素酸の濃度は57ppmなので効果のききめの目安となります。

他方、キエルキンを第3者機関で実験した時に違う濃度の実験(50ppm、100ppm、200ppm)した結果50ppmと100ppmでは菌類最強と言われる芽胞菌(※納豆菌や医療現場を苦しめるCD、生物兵器の炭疽菌もその一種です。)3分後でも除菌しきれなかったデータを持っています。

他方、200ppm(キエルキン)では30秒以下で検出しないという結果でした。

従って弊社としては、安全性が高く且つ、効果が高い200ppmの濃度の使用を推奨をしております。

3、次亜塩素酸の特徴として200ppmで安定するため

次亜塩素酸の特徴として200ppmの濃度で安定するのでそれ以上の濃度がある場合、短い時間で著しく濃度が低下してしまいます。従って、時間が経つと濃度調節が難しく手間ではないかと思います。 特に400ppm以上になるとその反応速度が高くなります。

次亜塩素酸の研究をしている大学の福崎教授が出版している本にも記載がありますが、高濃度では自分自身で反応を引き起こしてしまうため、濃度の低下が低いため希釈倍率が変わったりしてしまうため、注意が必要です。 

いかがでしたでしょうか? お客様の疑問が少し解決できたら幸いです。それでは引き続き宜しくお願い申し上げます。


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