2018/01/21 10:34
大分県にある特別養護老人施設でレジオネラ菌による集団感染が発生しました。
こちらの施設では、2017年 12 月 22 日、28 日、1月15日大分県国東市内の医療機関より、同市内の高齢者施設の入所者からレジオネラ症患者が発生した旨の届出がありました。
その特別養護老人ホーム内の入浴施設からはレジオネラ菌は出ていませんでしたが、加湿器から採取したレジオネラ菌が検出されました。
引用:https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/01/20/JD0056540572
加湿器で超音波式を使っている人は要注意
加湿器の中でいくつか種類がありますが、こちらの施設は超音波式の加湿器を使用していました。1週間に1度程度定期的にメンテナンスをしていたそうですが、それ以上に菌が繁殖してしまっていました。
その結果、繁殖した菌がミストに乗って撒き散らしていました。加湿器の中のお水は絶対飲みたくないですよね。亡くなられた方には本当にお悔やみ申し上げます。
加湿器での事故はキエルキンを使って防ぐことができるのに、それを知らないことによって起こったことは非常に遺憾であります。
レジオネラ菌に感染した事例は日本全国で、2016年には1602件、2017年には1724件、2018年には28件(1/19日まで)発生しております。
特に注意が必要な人は乳幼児やお年寄り、基礎疾患を持っている人は重症化して亡くなる可能性があります。特に、水回りで繁殖する菌で、温泉施設で集団感染での事件が全国的に多いです。
キエルキン+加湿器でタンク内除菌と空間除菌
キエルキンと一緒に使う加湿器は超音波式を採用しています。超音波式は加湿するには非常に効果的でその他の加湿器に比べてミストの霧が細かく部屋に広く広がる特徴があり、電気代も安くすみます。
キエルキンで空間のウイルス除去するのであれば、キエルキン専用加湿器にキエルキン:お水1:=2〜3の割合で入れて使用します。
空間除菌やウイルス除去しないのであれば、加湿器内に少しでもキエルキンを混ぜて使用することでタンク内での菌数を減らします。
もちろん、専用でなければ故障の原因になってしまうため自己責任ではありますが。しかし、ウイルスや細菌の対策のために加湿しているのに、逆効果で病気になってしまうことは本末転倒です。
これ以上被害が広がらないように周知していきたいと思います。