2018/04/11 10:31
先日、お花屋さんからキエルキンのご質問を頂きました。知り合いの同業者の方がお花を長持ちさせるために使用していると聞かれてキエルキンショップ静岡にご質問頂きました。
他のキエルキンユーザー様のご参考になればと思います。
キエルキン+加湿してカビ対策
お花屋さんでよくみるお花が入っているショーケースがあります。低温に保っていても植物の病気の原因になるボトリチス・シネレア(Botrytis Cinerea)というカビによって多くの作物に灰色かび病を引き起こしてしまい困っていらっしゃいました。
そのカビ対策としてキエルキンの専用噴霧器での導入をご検討されていらっしゃいました。
実際にお知り合いの業者の方でショーケース内での噴霧することでカビの発生を抑制でき、花が長持ちするといった効果が十分出ているとのこと。
そこで、具体的にどの専用加湿器が良いか、専用噴霧器の振動素子の交換メンテナンスの時期等お話いたしました。
補足:振動素子は噴霧時間5000時間を目安にしてください。(送料+工賃ほか合わせて1万円弱)
狭い空間では専用噴霧器も故障の可能性が高い
ショーケース内は、低温で高湿のため結露してしまい噴霧器自体機械のため故障の原因になりかねません。
また、狭い空間で密室ですと、キエルキンを含んだ霧が側面や底にある吸風向から吸い上げてしまい、次亜塩素酸によって機械内部の基盤にも影響を与える可能性があります。
もちろん、ショーケースの高い位置に設置することで多少は防げる可能性はありますが、あまり推奨できません。
噴霧器のメーカーにも問い合わせたところ「ショーケース内ではなく外部に設置して噴霧する口を伸ばして内部に入れた方が良い」とのことでした。
正直、噴霧の量、間欠運転か連続運転か、キエルキンの濃度等いくつもの要因によって故障するかどうかわかりません。
専用噴霧器ではなく、故障はお客様の責任になりますが安価な超音波加湿器で試してみるのも効果を測定するためにはありかもしれません。(あくまで実験として...)
キエルキンはカビ(真菌)でもエビデンス取得している
キエルキンはいくつかの大手食品会社様と空間噴霧実験をしておりカビに対しても空間除菌実験を行い十分な効果を得るデータがございます。
また、バラ、カーネーション農家さんでは、育成中の植物にキエルキンを散布してカビやバクテリアの対策を行なっています。
しかし、密室空間で使用されることは専用噴霧器14畳、26畳は強すぎて機械の故障になる可能性が高いため推奨はしません。
繰り返しになりますが、お試しで効果測定のために超音波加湿器を使用してみることは自己責任でお願い申し上げます。
以上、キエルキン+加湿器を使ってカビ対策!お花屋さんでの活用に使えるの?についてお話致しました。