2018/09/25 14:55
2018年の夏に静岡県磐田市の食品工場(仕出し屋)食中毒が発生し、静岡県西部保健所が営業停止命令を出しました。
静岡県衛生課によると、静岡県磐田市の食品工場で製造した仕出し弁当を食べた67人が腹痛や下痢などの症状を訴えました。患者の状態などから食中毒と断定し、調査を行なわれました。その結果、患者の便などからウェルシュ菌が検出されました。
ウェルシュ菌は殺菌がかなり困難
ウェルシュ菌は菌類最強と言われる芽胞菌であり、アルコールなどの殺菌剤が全く効果ありません。
また、加熱にも強く通常100℃の加熱をすると菌は死んでしまいますが、100℃で4時間加熱しても死なない形態をとるウェルシュ菌もいます。
また、加熱すると他の競合する菌が死滅する中、芽胞菌のみが増殖してしまうことで食中毒を引き起こす可能性があります。
そのため、加熱した後、常温で置いておくと菌が増殖しやすくなります。なるべく低温保存する必要があります。作り置きを食べる時には100℃10分以上で加熱して食べるほうがいいです。
(これでも不十分の可能性がありますが、確率は下がります)
キエルキンは芽胞菌に効果がある?
そんなウェルシュ菌にも漂白剤などの主成分である次亜塩素酸ナトリウムは効果があると思っている方は要注意です。次亜塩素酸ナトリウムは、食品工場ではよく使用されていますが、200ppm濃度で5分以上たっても殺菌することはできないというデータが厚生労働省から発表されています。
引用:厚生労働省
そのため、漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムやノロに効果があると言われるアルコール除菌剤でも全く歯が立ちません。
先ほどの厚生労働省の殺菌のエビデンスデータでは、57ppmの濃度の次亜塩素酸水でも芽胞菌に対して3分後には検出不可になっていますが、キエルキンは200ppmで第三者機関によるエビデンスでは、30秒以下で検出不可のデータを取得しています。
また、独自の除菌試験では、キエルキン1cc(スプレーで1プッシュ程度)で10万の枯草菌(芽胞菌の中で最も殺菌が困難な菌)を30秒で完全除菌することができました。
キエルキンはどんな菌やウイルスでも、接触すれば必ず除菌・除去することができます。
芽胞菌の中でも枯草菌だからこそ30秒と時間がかかってしまいますが、その他菌・ウイルスに関してはほぼ数秒で除菌することができます。
上手くキエルキンを活用して頂ければ幸いです!
以上、静岡県磐田市の食品工場で食中毒発生!その原因菌にキエルキンは効果があるか?についてご紹介しました。