2018/05/08 16:32
カビと言っても一概に病気をもたらしたりするものではなく人間と共生しているカビも多くいます。青カビは世界で初の抗生物質「ペニシリン」を生成しますし、ワインやしょうゆなどの発酵食品もカビの力を借りて作っています。
カビは真菌と呼ばれますが、構造としては細菌とは全く異なり、人間の細胞に近い真核生物です。現在、9万7000種以上の真菌が確認されています。
参考記事:ウイルス、細菌、真菌類(カビ)の違い!キエルキンはすべて除菌できて予防できるか?
今回は共生するいいカビではなく、悪さをするカビについてご紹介したいと思います。
家でカビに気をつける場所はどこ?
私たちが主に活動する家でよくカビを見かける場所には水回りが非常に多くなっています。キッチンの水回りやお風呂が代表的ですが、他にも注意すべき場所があります。
・洗濯機の中
毎日洗濯機を回しているし、洗剤を入れているから大丈夫というわけではありません。洗濯用の洗剤ではカビは除去できないので、重曹や漂白剤などを使って洗濯槽のカビを取り除きます。もちろん、予防としてキエルキンのみを入れてカビ予防をするとより良いです。洗濯後には蓋は開けたまま換気をしましょう。
・お風呂場に設置したシャンプーなどのボトル
エクソフィアラという黒カビで皮膚の炎症を引き起こします。また、傷口から体内に侵入すると血液を通って臓器まで達し、最悪の場合死に至ることもあります。シャンプーの泡にはカビの餌となる汚れ(角質や脂など)が含まれボトルに付着したまま洗い流していないと住処になっているそうです。
・カーテンの裏
アスペルギルスというカビで空間に浮遊している胞子を吸引して体内で増殖することにより感染し、呼吸困難や腎不全などを引き起こしこちらも同様にしに至る死に至る可能性があります。国内のカビによってなくなる確率がもっとも高いのがこのカビです。
健康な人で、例外を除きカビが原因で病気になることは稀です。しかし、免疫が弱っている人には十分にありえます。
カビは自然界で有機物を無機物にしている重要な生物
カビは病気をもたらすかもしれないし、食物の発酵を手助けして活用することもできます。カビは自然界で私たち人間や生物がいらなくなった有機物を食べて無機物に分解します。それらの小さなゴミをカビが食べて分解してもらえるからこそ循環することができるのです。
カビがいなければ、ずっとゴミは溜まっていってしまいゴミだらけの世界になるかもしれません。カビのおかげで上手くリサイクルができているのです。
カビを生やす前に換気+キエルキンで予防
カビの予防として意識することは、カビの餌を除去すること、湿気を取り除くこと、こまめに換気をすること、キエルキンなどの除菌剤を活用することです。
カビは部屋の温度が25~30℃、湿度80%以上の条件が繁殖しやすいと言われています。
カビが増殖しにくい環境にすることが一番大切です。予防としてしなければいけないことはそこまで多くないので何かのついでにキエルキンでシュシュ、窓やクローゼットを開けて換気をすることを是非オススメします。
以上、キエルキンでカビ予防!家庭で気をつけるカビの場所についてご紹介しました。